
クーペから...乗り換え!
というわけで、カッコよく快適なクーペから乗り換えないといけないことになってしまった。4枚以上ドアがついたクルマには乗ったことがなかったのに、まだプレリュードは4年とちょっとしか経っていないのに、○o○○○シートを付けて快適に乗り降りできるクルマにしないといけない。
その顛末はいかに...ドキュメンタリータッチで綴る!?
− 4月 −
- 私にとって乗り換えたいクルマはない!
突然のうれしいニュース!いろいろあれやこれやと考え始め、ふと気が付く。「クルマはこのままで良いのか?」
入社した頃にみた先輩のクルマは、プレリュード(三代目)に○o○○○シートを付けてたっけな。でも、あの頃と事情は変っているし、我がプレリュード(五代目)は、プレリュード(三代目)よりもリアシートが狭くて沈み込んでいる。どれどれ、Ap***aのホームページを見てみるか。おっと、イタリアのバイクメーカーではないぞ。うーむ、付かない!
プレリュードはモデルチェンジせずモデル廃止が決定した昨今、私にとって乗り換えたいクルマはない!流行のミニバンは我がプレリュードに良く扉を当ててきたりし、クロカン四駆は町乗り&高速走行には無駄!スキーには行くけど、FF+スタッドレスで十分だと思っているし、どうせしばらくスキーには行けないだろう。ワゴンも流行に乗っかるようで"しゃく"だし、かといって普通のセダンでも面白くない。うーん、いっそサターンの3ドアクーペが今でも売っていればなぁ。ファミリーカーは嫌だけど、今のままでは...
ある休み、買物ついでにディーラーの近くを通ったので、マツダを覗いてみる。MPVでかい!トリビュートもでかい!プレマシーは内装がちょっとチャチに見える。
じゃぁついでだと隣のホンダクリオへ。アコードワゴンは我がプレリュードと同世代のクルマだから内装も装備も良く似ている。
さらについでだと隣のトヨタカローラへ。セリカにしようか、などと言いながら、エスティマやイプサムは生理的にダメ。センターメーターは許せん!カローラワゴン意外と良いけどやっぱりカローラだし...
今度は自動車メーカーのホームページをうろつき、幾つかカタログ請求を申し込む。
トヨタはNAVIで評判の良かった変り種のオーパ。
日産は止まっている実車を見て思ってたよりがっかりしていたけどプリメーラワゴン。
ホンダはストリームとオデッセイとアコードワゴンは既に持っているからマイナーなところでアヴァンシア。
マツダはそう言えば見ていなかったとカペラワゴン。
ワゴンといえば定番のレガシー。スバルならフォレスターやインプレッサもあったな。
三菱はちょいと面白そうなのがもうすぐ出そうだけど、イメージが...
えーい、この際外車はどうだ!シトロエン、ルノー...
あれ?結局ワゴンっぽいのばかり。さて...
− 5月 −
- 物色
カタログは集まったものの、やはり魅力的なものはない。そうか、オーパはセンターメーターだったのか。アヴァンシアはかっこ悪くて高いし、プリメーラワゴンは面白そうだけど高い。レガシーはさすがだけど、全車四駆だから割高。レガシーだけでなくフォレスターも四駆だし、二駆のインプレッサはエンジンがちょっと...カペラワゴンは既に古いし、外車はやっぱり高い!
うーん、ストリームが売れている理由はわかるなぁ。5速AT・S-MaticでDOHC-VTECでお手頃。使い勝手も良さそう。我がプレリュードのS-Maticのエンジンブレーキ&シフトダウン&早めのシフトアップのエコ運転に慣れていると、今さら普通のATには乗れない。何でレガシーは高いグレードにしかマニュアルモードがないの?プリメーラも!
ホームページでカタログ請求したのに、日産とマツダは近くのディーラーに連絡が。しかも日産はご丁寧にディーラーから直々にカタログを持ってみえられた。以前は日産も直接カタログを送ってきたのになぁ。
家族会議の結果、まぁ、秋までに決めれば良いし、最悪プレリュードはキープして、買物に割り切った車を買うという手もある。でも、運転するのは私一人だから2台持つのは無駄。
我が財務省はワゴンならレガシーが良いアコードワゴンも許せる、NHKスペシャルに出てくるようなクロカン四駆は好みだが、CR-VやRAV4のようなクロカン風軟弱四駆はいや、エスティマやMPVのようないわゆるミニバンもいやとおっしゃる。でも、オデッセイとストリームの区別はつかない。
ともかく焦ることはないし、雑誌のモデルチェンジ情報でも見ながら気長に考えるか、ということになった。日産とマツダのセールスはうるさいけど...
そんな5月末のある日。レガシーがマイナーチェンジして、試乗キャンペーンをやっているという。ほな、乗りに行くかとスバルのディーラーへ。
ツーリングワゴンに乗りたかったけど、試乗車はB4。まっいいか、と席に着き、キーをひねるとメーターの針が暗闇から浮き出てくる。カッコいい!マニュアルモードもあるじゃないの。エンジンをかけても音が聞こえない。いざスタート!車道に出るため歩道の段差を越えるが素晴らしい!しなやかにサスが働いているのがわかる。短い試乗コースだったけど、すっかり惚れてしまいました。でも、この試乗車は新グレードのRSK。お高かかったのです。
- 試乗
これでは選択基準がずれてしまう、というわけでアコードワゴンに乗りに行くかとホンダクリオへ。本当はプリメーラワゴンに乗りに行きたかったけど、セールスがうるさいのは困る。この夏のボーナス商戦には参加しませんからね。でも残念ながらワコードワゴンの試乗車はなく、ストリームに乗ってみることに。ストリームなら我がプレリュードのベルノ店でも乗れるんだけど、良いチャンスだからと試乗。これが運命を決めることになるのでありました。2.0 DOHC VTEC のストリームiLは予想通りの好印象。敢えて難を付けるとすれば、サスは固めでレガシーのようなしなやかさはなく、シビックと兄弟の内装はプレリュードに見慣れた目にはちょっと物足りないこと。で、試乗を終えるとセールスマン、「アコードワゴンはマイナーチェンジで、内装色がブラック系になり、カセットの替わりにMDになります。来週アコードワゴンも用意しておきますから。私は元サービスマンでいわゆるセールストークは出来ませんけど、その分しっかりやらせて頂きますから。」とおっしゃる。ストリームとアコードワゴンはもちろんアヴァンシアのカタログまで持たしてくれた。さすがボーナス月を前にし、ご熱心で。
アコードワゴンに乗る前に、やはりレガシーのツーリングワゴンにも乗っておきたい。というわけで、先日と違う別のスバルのディーラーへ。(実はこちらの方が家に近かった!) そこにあったツーリングワゴンはGT-B E tuneII。280馬力仕様なのであります。これはちょっと現実的でない!でも試乗へ。さすが280馬力のターボ付き!同乗者がびっくりするほどいきなり加速!昔スープラ280馬力仕様に試乗させてもらったことを思い出す。大きく重い車体の存在を感じさせないほど、軽い暴力的なバイクの加速以上の加速!でも、サスは先日乗ったB4RSKよりしなやかさがなく、ちょっと期待はずれ。
試乗を終え、セールスマンに「さすがに素晴らしいけど、安いグレードだとこんなに良くないんでしょ。」とちょっと意地悪。実際に我がプレリュード三代目は、SiでなくXXだったので、内装の吸音材やボンネットフード裏の吸音材がケチられていたし、我がプレリュード五代目はSiRでなくSiだったので、確認してないけどケチられているに違いない。そうでないと、ちょっとの装備の差で20〜30万もの価格差があるわけないのです。でも、そのスバルのセールスマン曰く、「試乗車は残念ながら売れ筋のグレードしかないんです。スバルのクルマは他社のように車種が多くないので全て良いものでないと売れない。最高の出力のエンジンのものに合わせてボディやサスペンションを作りこんであるので、そうでないエンジンのグレードでもゆとりがあるのです。」と自身を持っておっしゃる。ボディの良さはそのとおりかもしれんけど、サスペンションなどはいろいろ違いがあるはずだし、本当に300万円を越える最高グレードが一番売れ筋なの?ちなみにこの幾らぐらいでしょうと聞いてみると、査定表より48万円とおっしゃる。たった48万円!「私の知り合いにもいるんですけど、クルマ買取の業者などの方が良い値段の場合も多いです。」とおっしゃる。
で、その足でホンダへ。と思ったら、話に聞いた買取センターがあったので、だめもとで聞いてみる。でも、たった50万円。基準額から走行距離1km=4円で下がっていくものなんだそうな。それにしても可哀想なプレリュード...
で、今度こそホンダクリオでアコードワゴンに試乗である。こちらは2.3L SOHC VTEC の VTL。内装色が黒になると、ますます我がプレリュードに似てきた。ダッシュボードのデザインは明らか違うのに、同じような印象。S-Maticもカップホルダーも同じ。エンジンは方やVTECなしの2.2L DOHC、方やVTECの2.3L SOHC。なのに大差なし。ATのシフトタイミングもシフトのショックも同じ。足回りはちょっと音が上品な気もするけどやはり大差なし。ストリーム2.0L DOHC VTECのやんちゃな印象も、レガシー2.0L DOHC TWIN TURBO の圧倒的な印象もない。これなら乗り換える意味ないじゃん、というわけで試乗中なのにちょっと無口になってしまった。はっきりと口にはださなかったけど、セールスマンにもこの気持ちが伝わっていたに違いない。一応査定させてください、ということで出た我がプレリュードのお値段は53万円也!「これでも頑張っていろいろ当たったんですけど、色が赤ですし、走行距離も結構いっているので...」 やっぱりホンダのクルマはホンダの方が良く取ってもらえるのだろうか?不人気車だからなおさらか?「来週には一旦答えを出して下さいね。」と言われてクリオをあとにする。
− 6月 −
- 決断
というわけでアコードワゴンは没!レガシーは安いグレードに未練があるけど、圏外落ちに近い状況。比較的好印象のストリームにするなら、我がプレリュードを販売していただいたベルノ店とお話しないわけにいかない。今度の土曜にでもクリオには断りに行って、ベルノに行ってみるか、と話していると...
レガシーツーリングワゴンGT-B E tuneII に試乗させてもらった翌々日、スバルの店から電話がかかってきた。安いグレードの試乗車が用意できたと言う。BrightenやTX-Sぐらいなら、価格的にはストリームよりはまだ高いもののアコードワゴンのViやVTLのライバルになるぐらいだ。じゃぁ土曜日に乗せて下さいと返事。これで決心が付けられるだろう。
さぁ、明日はスバルとベルノだと思っていた金曜の夜、こんどはストリームやアコードワゴンに乗せてもらったクリオ店から電話。「いいお話があるんで是非店に来てもらえませんか?アヴァンシアの試乗車が用意できるから乗ってみませんか」と言う。しかもV6 3.0Lでも2.3Lでも良いと言う。それなら2.3Lに乗せて下さい、と頼んでしまった。クリオには断りに行くはずだったのに...スバルもクリオもがんばります。
で、土曜日、まずベルノへ。担当のセールスマンは外出中だというので、あとで訪れることにする。さきにスバルへ。用意されていたのはBrighten 2.0L SOHC で、何と試乗車でなく知り合いのクルマだと言う。「ガソリンがなくなるまでご自由にどうぞ。」とおっしゃる。そう、なぜかスバルの試乗はこの店も前の店もセールスマンが同乗しない。前回までは試乗コースが決まっていたが、今回はご自由にどうぞとおっしゃる。このまま逃げてしまったら、どうなるんだろう...で、乗ってみるとちょっとタバコ臭いけど、この前より安物に乗っている、というほどのガッカリ感はない。確かにボディはしっかりしているし、GT-B E tuneIIほど固い足ではないので、乗り心地も悪くない。でも、B4 RSK ほどしなやかでも静かでもない。何と行ってもエンジンは普通のSOHCなので、パワー感が物足りない。普通に街中を乗るには十分かもしれないけど、我がプレリュードよりも明らかに非力。これでは乗り換えるのはためらわれる。しかも四駆だからアコードワゴンのVTLと同じぐらいの値段になり、四駆は要らないと思っている私にとっては割高。というわけで、レガシーも没!
- 確認
再びベルノへ。他の店ではちょっと思わせぶりな相談をしたけど、こちらでは以前から付き合いのあるセールスマンなので、正直に話す。でも、実はこのセールスマン、私が今のプレリュードを買ったセールスマンではなく、途中から担当になった人だ。9月ぐらいに乗り換えるつもりでストリームはどうかと思っているんだけど、ということで話を切り出す。では、まず乗ってみますか、ということで試乗。前にクリオで乗ったのと同じ 2.0 DOHC VTEC の iL。初めてのふりをして、活発で良いですねぇ、などと言いながら走る。2度目なので、視界やATの変速タイミングやエアコンの具合などを余裕もってチェック。悪くない。でも、今までワンランク上のクルマにいろいろ乗ってきたので、ロードノイズの多さや振動の吸収具合はそれなりのものという感じ。そう言えば、掲示板など見ていても、ストリームの足が固い、という意見が多いようで。ホンダのラインアップの中では他にステップワゴンもあるから、5ドアプレリュードかインテグラという位置付けに近いせいかもしれない。で、一応、査定&見積り。今の時点の話だから参考までに、ということで紙の上では値引きも査定額も記載なし。でも、「査定は55万円ぐらい、値引きは今なら15万円ぐらいは引かせて頂いてますが、お付き合いが長いんで勉強させていただきます。」とおっしゃる。「ということは、9月になって査定が下がってしまったとしても支払額は200万円ぐらいだと思っておけば良いですよね。」と聞くと、「はい。」とおっしゃった。好印象。
- どんでん返し
さて、一応クリオへ。「では、早速乗ってみますか。」と、挨拶もそこそこに私の言葉を遮るようにアヴァンシアへ。クルマは 2.3L の L、Gパッケージ。今まで見たクルマと全く違うクロス張りのダッシュボードの内装は豪華で新鮮で、私も財務省も好印象。走り出してどっしりとした乗り心地も好印象。今まで乗ったホンダ車に比べれば柔らかいが、良くも悪くもホンダ車に乗っていることがわかる足回り。コツコツと振動は拾ってしまうものの、フワフワとした足ではなくしっかりと固め。2.3L SOHC VTEC のエンジンは、アコードワゴンと同じはずだけど、重いボディをひっぱるためかトルク重視になっている印象。これなら S-Matic でなくてもDレンジのままで良いか、と妙に納得してしまう。エンジンを回すと見た目ほど静かではないが、意外と快活という印象に変わる。「この辺詳しいですか?この前の試乗ではここを曲がりましたけど、真っ直ぐ行って見ましょうか?」とセールスマンがおっしゃる。「狭い路地でも取り回しが良いことを試すためですか?」と私が返す。やはり車幅を感じないと言えばウソになるが、見切りは悪くない。我がプレリュードの太いCピラーに比べれば、斜め後方の視界も良い。「今日はたっぷりと走りましょうね。」とまた交差点を前回と違う方向へ曲がる。ダッシュボードにある燃費計が8kmを越えた。「ある程度走らないとちゃんとした値が出ないんですよ.。走り出した頃は4km何て表示が出てたでしょ。」セールスマンは多くを語らないものの、ポイントだけを説明してくる。もうストリームもアコードワゴンも忘れたでしょ、と言わんばかりだ。うーん、こちらのツボを押さえているなぁ。
で、試乗が終わり、店に戻って、「正直言ってアコードワゴンの話は白紙にしたいと思うんですけど、良いお話とは何だったんですか?」と私が切り出すと、「まぁ、それほどびっくりできるお話ではないかもしれませんが...58万円で取ってくれるところが見つかりました。」とおっしゃる。前回より5万円アップ!まぁ、ベルノで55万って聞いた後なので、それほどびっくりはしなかったんだけど、財務省は敏感に反応していたようであります。で、さらに「アヴァンシアも値段を出してみますか。」とおっしゃる。2.3L のお買い得仕様車のFreewayにナビ+VICS、ケチってアルミホイールはなし、ということで待つことしばし...
で、出てきたお話は「この数週間、楽しくお付き合いさせて頂いたのでがんばりました。今、ご返事を頂けるなら、220万円です。」 これはびっくり。アコードワゴンに比べて20〜30万円は高いと思っていたのに、十分互角の値段。値引きは26万円近く。こんなポッキリの数字だと端数を切って、とも言えない。7月初旬に旅行の予定があるから、それまでは買い換えないと私が言っていたのだけど、そういうことなら、6月の登録で7月の納車でも構わないとおっしゃる。豪華に見えるベージュの内装に心を奪われてしまった財務省は、すでに納得のご様子。断るつもりで来ていた私はちょっと躊躇したものの、問題外と思っていたアヴァンシアが意外と良くて買える範囲となると、まぁいいかということで、「それではお願いします。」と答えてしまったのでありました。
というわけで、9回裏ツーアウトだったクリオのセールスマンの逆転サヨナラホームランのどんでん返しで、あっさりとクルマ選びは決まってしまったのでありました。その後のセールスマンの談によると、私にアヴァンシアの試乗の話の電話をしたあと、近くのアヴァンシアの試乗車がある営業所に電話をすると、代車に出て行っていてないと言われ、慌てて探し回って10km以上離れた営業所から持ってきたのだという。まさに努力の賜物の逆転サヨナラホームランなのでありました。
あまりに予定より急にあっさりと決めてしまったので、不安になって某自動車雑誌の目標値引き額などを見ると「30万円以上!」などと書いてあったので、余計に不安になってしまったが、まぁ、お買い得仕様車だし、下取りも最悪のところより10万円以上も良かったわけだし、これで良いことにしよう...